2009年10月16日

β(ベータ)グルカンの免疫効果

体内に入ったβ(ベータ)グルカンは血管を伝って脾臓や肝臓に届けられ、それから数ヶ月は体内に留まっています。

体内にはβ(ベータ)グルカンを分解する酵素が無いため、ゆっくりと分解されてβ(ベータ)グルカンの効果が維持されるのです。

異物から体を防御する機能は、肝臓や脾臓に多く含まれている免疫系の細胞によって行われています。

肝臓や脾臓に留まったβ(ベータ)グルカンは、体に免疫力をつけてくれるわけです。

免疫力が上がるため、βグルカンは抗ガンの作用も期待されています。

免疫機能の中心的役割を担っているものは、白血球の一つであるマクロファージです。

マクロファージは免疫システムの一部をになうアメーバ状の細胞で、生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を捕食し消化します

β(ベータ)グルカンにはマクロファージを活性化させる効果があり、マクロファージは活性化されると異物を分解し、免疫情報を伝達する抗原提示力が向上します。



同じカテゴリー(β(ベータ)グルカン)の記事

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。