2009年10月01日

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は大変保水性に優れており、皮膚のみずみずしさやしなやかさをつくり出す役割を持っています。皮膚からヒアルロン酸が減少すると、細胞を取りまく水分が減少して肌の張りや弾力性が失われてしまいます。

ウプサラ大学のローレント教授の研究によると、ヒアルロン酸は1グラムあたり6リットルの水を保持することができるといわれています。

またヒアルロン酸の水溶液は非常にねばねばしていて粘度が高く、粘弾性物質とも呼ばれます。この「高い保水力」と「高い粘性」がヒアルロン酸の特徴といってもいいでしょう。

通常存在している形は白色の無定型ですが、体内の組織において存在する形は、「まり状」の形態をとっています。

ヒアルロン酸には抽出方法から天然ヒアルロン酸人工ヒアルロン酸の2種類に分けられます。

天然ヒアルロン酸は動物(主に鳥の鶏冠など)から抽出し、人工ヒアルロン酸は乳酸菌や溶血性連鎖球菌(ストレプトコッカス)を利用したバイオ製法によって作り出されます。

バイオ製法では安く大量に生産できるため、化粧品など一般の生活用品では人工ヒアルロン酸を使用することが多くなっています。



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Posted by zhongshan at 11:32│Comments(0)ヒアルロン酸
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