2009年09月30日

コエンザイムQ10とは

コエンザイムQ10は、1957年にウィスコンシン大学のクレイン氏らにより、ウシ心筋のミトコンドリアから単離され、心筋ミトコンドリアの電子伝達系に位置して、エネルギー生産に重要な役割を果たすことが確認されました

コエンザイムQ10はビタミンQともいわれるビタミン様物質で、ユビキノンユビデカレノンとも呼ばれ、人間の心臓や肝臓、腎臓など多くのエネルギーを必要とする部分に含まれています。

生体脂質の酸化を効果的に防ぐにはビタミンEだけでは不十分で、コエンザイムQ10が一緒に存在していることが重要であるとの研究結果が報告されています。

日本では、コエンザイムQ10は1970年頃から用いられ、心疾患予防効果のある医療用医薬品として知られています。

最近では消費者向けのサプリメント商品も開発され、一般用医薬品や医薬部外品などのさまざまな形でコエンザイムQ10商品が発売されています。

安全性が高いコエンザイムQ10は、米国内ではサプリメントとしてダイエットや健康を促進する目的で使用されています。

コエンザイムQ10を入手するために処方箋は必要ありません。2001年の医薬品範囲改正や2004年の化粧品基準改正により、日本でもコエンザイムQ10は市販が可能となりました。

コエンザイムQ10は加齢対策にも効果があるため、健康食品や美容品に取り入れられてさまざま形で販売されています。



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